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スピーチ&身ばれトゥインクルプリキュア#39&40

佳境の香りが漂ってまいりました。
どうも!最近一週間が早ぇなと思う僕です!
まぁ、リアルは少し落ち着いてきたんですけど。

というわけで、スタプリ39&40話の感想なんですが、
実は両話とも、観て感じた印象に、共通するところがあって、
何かって言いますと、話のネタ自体が、すごく強いなと。
特に、40話のララが宇宙人だと周りにバレる話というのは、
もう盛り上がらないわけがないネタなわけです。

39話も、テンジョウティーチャーの言葉で
エレナが暗い過去と向き合うことになったあたりで、
話の全体の展開がある程度予想できて、
その予想だけで、僕はちょっとウルッと来ちゃったくらい(笑)
話の中心になる構造、ネタが、どちらの話も
すごく強いなと思いました。

そしてだからこそ、ある程度おもしろさは
担保されていたわけですが、
もっとイケたんじゃないかな、という
心残りを視聴後に感じてしまいました。
ここっまで強いネタなら、話全体を
もっと強くできたんじゃないかなと。

39話は、特に話の後半、
ユニの登場の仕方とか、ちょこちょこ雑なところがあって、
そのせいで結構、話への没入を妨げられてしまいました。
エレナのスピーチも、流れ自体はいいのだけど、
もう少し言葉を整理して選べば、もっと上の完成度が
あったんじゃないかという印象を持ってしまいました。

作画があまりよくなかったというのも大きいです。
ただ、今回の絵作りについて、印象的だったシーンも
しっかりあって、それは、エレナが
「みんな違って、みんな良い」的なスピーチをした後、
舞台から、聴衆の顔を映すシーンなんですけど
あそこは、エレナのスピーチと呼応して、
一人一人違う顔をした人々を、まさに映して見せていて、
センスが良いとか、雰囲気が良いとかとは違う、
ハッキリと意味を持ったカットだったと思います。

で、その場面の作画は、確かに良いとは言えないのですが、
聴衆一人一人を、ちゃんと違う顔で描いていて、
あれだけの人数を、一人も被らないように描き分けるというのは、
なかなか骨の折れることだろうなと思いますし、
作画の出来が今一つだとしても、価値のある場面だと感じました。

39話で、他に触れておきたいのは
テンジョウさんの過去についてですね。
今回の回想では、ちょっとあいまいだな、
というのが僕の印象です。

社会環境の悪そうな星だなと思うのですが、
星そのものが滅びたとか、
生きるのに必要な水を奪われたとか、
仲間から見捨てられていく当てもなかったとか、
他のノットレイダーメンバーが、
割と深刻な経験を経ているのに対して、
テンジョウさんについては、具体的にあの星で
何を経験したのかが、わからないんですよね。
信頼していた相手に裏切られたとか、
何かあったんでしょうが、今のままだと
他のメンバーより、だいぶ想像を要するな、
という感じです。
今後、もう少し深掘りされることを、
期待したいですが……。

で、次に
ここから40話の感想ですが
40話は、ララが宇宙人じゃないかと思って
周りがよそよそしくなる、という部分に、
どうもうまく乗ることができなかった、というのが
マイナスの意味での大きな感想ですね。

いや、クラスメイトが宇宙人って、
やっぱりかなり信じるにはハードルの高い
情報だと思うんですよね。
仮に、信頼度の高いマドカの父の発言で、
気を失ったという不思議な経験を経ていたとしても、
信じるということに、説得力を感じにくいくらいに。

クラスメイト全員が
気を失った経験をしているわけでもないし、
あんなに一様に、反応してしまうというのは……。
まぁ、これは僕の個人的な感覚ですけども、
このブログは僕の個人的な感想を書くブログなので。

町で不思議なことが、いくつも起こっていて、
それは宇宙人のせいらしい、という噂が先に流れていて、
宇宙人=悪という下地がクラスに多少なり、
出来上がっている、とかいう状態なら、また違うんですが……。

人に言われて、クラスメイトが宇宙人じゃないかと疑い、
さらに、悪いヤツかもしれないと思って、避けるというのは。
確かに、現実のいじめや差別というものは、
そんな風に、些細な情報を、さしたる客観的な理由もなく
皆がなんとなく信じて、共有した結果、
生じるものなのかもしれないけれど、
物語として観た時に、どうしても説得力を感じることが
僕にはできませんでした。

上記のような、噂があるとかいう情報は、
入れようと思えば、今回の中だけでも
描けたと思うんですが、そういう描写があれば、
僕はもっと物語に入り込めたかな、という気がします。

ただ、全体の流れは王道で良かったし、
ララの「2年3組羽衣ララルン!」のシーンは
ウルッと来ちゃいました。

39話も、40話も、おもしろくなかったわけでは
決してなくて、でも、細かい部分で完成度をあげれば
もっと、おもしろくできたんじゃなかなと、
ちょっと高望みというか、贅沢なことを感じてしまった回でした。

次回は、今回からん流れで、
ついにマドカさんがお父さんとガチでぶつかりそうですね。
マドカ父が、宇宙人を強く危険視している理由が
描かれると嬉しいんですが、どうだろうなぁ、
設定自体はあっても、描かなかったりするかもなぁ。
最近のプリキュアシリーズの傾向として、
子どもが興味を持たない部分は端折ったりしますし。
とにもかくにも、だんだん物語の終盤、
佳境に入ってきた感じがしてきています。
期待して次回を待ちましょう。
ではでは!
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赦すトゥインクルプリキュア#38&映画感想補足

弱い者達が夕暮れ、さらに弱い者を叩く
どうも!映画二回目観てきました僕です!

38話の感想を書いて、最後に映画の感想の補足を
書こうかと思います@ネタバレ防止。

38話はついにアイワーンさんの過去が描かれて
そして、恨み深き相手を前に、
ユニがとった行動とは……という話でした。

アイワーンの事情については、
かなり最小限の描かれ方だったわけですが
個人的には十分かなと思いました。
ガルオウガさんが、アイワーンに
「奪った者」ではなく「見捨てた者」たちへの怒り、
と言っていますので、
アイワーンは、捨て子、あるいは
本来、所属すべきコミュニティから
排除された子どもだったのでしょう
(コミュニティ内のいじめであったり
必要な社会的救済が行われなかったり、
アイワーンがそのコミュニティから
家出的に、自発的な逃亡を
したのだとしても、それは広義の
社会的な捨て子と言えるでしょう)

そんなアイワーンにとって、ノットレイダーは
ただ流れ着いた場所である以上に
おそらく初めて、自分を受け入れてくれた
掛け替えのない居場所だったと想像できます。
そこはある意味で、彼女にとっての聖域であって、
バケニャーンという虚偽によって、
その聖域を犯したユニに彼女は激怒しているのです。

アイワーンがノットレイダーから
飛び出した理由の一つは、
汚された聖域はもはや聖域ではないからであり、
聖域を取り戻し帰還するためには
その汚れを祓わなければならないからでしょう。
だから彼女は一人、帰る場所もないまま、
ユニを追っているのです。

また同時に、アイワーンは
過去の見捨てられた経験から
場合によっては、例えば、自分に
利用価値がなくなったとしたら、
自分は見捨てられうる存在だと
考えているのだと思います。
ノットレイダーの中で成果を上げることは
彼女にとって、自分がそこにいて良いのだという
保証をもらうことになるわけです。

アイワーンは、罪悪感もなく、むしろ楽しそうに
悪事を働いているように見えます。
それは仕方のないことかもしれません。
何故なら、そうすれば彼女は
受け入れてもらえるからです。
居場所ができるからです。
愛してもらえると思うからです。
逆に言えば、悪事を働かなければ
彼女は存在できないのです。

悪事を働くことによって
彼女は初めて存在できるのです。
自分でいられるのです。
それが喜び以外の何になるでしょうか。

アイワーンの認識は、確かに歪んでいるけれども
世界から見放されて、居場所を見つけて、
その居場所を守ろうとしたという点において、
レインボー星人と同じ構図を持っています。
レインボー星人は被害者であり、
アイワーンが一方的に攻撃を仕掛けた
加害者であるわけですが
上記の通り、アイワーンは
他者に攻撃を仕掛けることが、
居場所を守ることだと認識しているわけです。
結局のところ、ユニとアイワーンの戦いは
世界から見放された者が
お互いに自分の居場所を守ろうとして
衝突したと、解釈できるわけです。

アイワーンが、恵まれない出自によって
歪んだ認識を持つにいたったとはいえ、
そのことによって、彼女の罪が正当化される
わけではないのですが、
問題の根源は、世界がアイワーンや
レインボー星人を見捨てたことになるのであって、
ユニとアイワーンが争うことは、
実は大元の問題を無視したまま、
傷ついた者達が、お互いに傷つけあう、つまり
「弱い者達が夕暮れ、さらに弱い者を叩く」(byブルーハーツ)
的な、ブルースが加速してしまう状況に
陥っていると言えるわけです。

このままでは、根本的な解決などないまま
ただ、負の連鎖を延々と再生産し続ける
構造が続くだけだと、気付いたからこそ、
ユニは、アイワーンを赦すことにしたのでしょう。

個人的には、こんな具合に
アイワーンとユニのそれぞれの状況と思いを、
色々と勘繰って(笑)、何だか勝手に得心したりした結果、
今回は観ていて、ちょっと泣いちゃったんですけど(笑)
ユニの選択も、僕は支持したいなと、思うわけですが、

かなり踏み込んだ、思想ではあると思うんですよね。
キリストの隣人愛とかに、近いと思うんですけど、
ちょっと宗教色を帯びるレベルの極端さのある
思想だとは言えるかなと。

ハトプリの
「悲しみや憎しみは、誰かが歯を食いしばって
断ち切らなくちゃ駄目なんです!」
に近いんですけど、
ここには「歯を食いしばって」という
ワードがある通り、ここでは、自分の中の
感情を、押さえこんでいるだけで、
消し去っているわけではない、というような
ニュアンスが、まだあると思うんです。

でもスタプリの「ゆるす」という言葉は
押し込める怒りや、憎しみの感情を
越えた先にある言葉だと思うんですね。
もちろん、怒りや憎しみの感情が
消えなくても「ゆるす」というのは
ありえるわけですが、
「歯を食いしばって」のような高ぶりはなく
やはり達観したニュアンスがあるように思います。

人を恨んだり、怒ったり、そういう負の感情は
そんなに悪いことなのか、人として当然の感情であって、
それは消すべきものではない、という意見も
当然にあるわけで、ユニの選択を支持できない、
という人も、当然にいるだろうなと。

どんな理由があろうとも、罪は罪として罰するべきだ、
という意見も、今回の話を観た感想として
ありえると思うんですが、赦すことと、
罰すること、償いをさせることは、必ずしも
対立することではないとも、考えていて、
赦す、というのは、ユニ個人の心の中の
所作の問題であって、社会的な意味合いであったり、
現実的な状況の対処として、罪に対する罰があるというのは
被害者の心の在り方として相手を赦すかどうかとは
別に語るべき話とも、言える余地があるなと。
だから、罪と罰の点については、今後の展開を見てから
もう少し考えてみたいなと思います。

今回、描写的に、ユニとアイワーンが
お互いの立場を、感じ取ったようであったので、
ユニだけでなく、アイワーン側にも
何らかの変化が起こるでしょう。
何かができるとか、成果をあげられるとか、
そういうこととは別に、受け入れてくれる人がいる、
見捨てないでくれる人がいる、ということを、
被害者でありながら
アイワーンを赦したユニの行いから
アイワーンが感じ取ってくれれば、
彼女の歪んだ認識が正されるきっかけになるかもしれません。

次回は駅伝回(笑)
どんな展開になるのか、期待したいですね。
で、次々回が、テンジョウさんの深堀り回のようです。
テンジョウさんにはどんな過去があるのか、
とても楽しみです。

では、ここからちょっとだけ
映画の感想の補足です


二回目を観たんですが、一回目より楽しめましたね。
ただ、どうしても、前半はあまりノレないんですよ。
ギャグはいっぱい入ってるんですけど……。

三週目なのに、結構観客がいたんですけど、
子どもたちにも、ギャグがあんまり受けてない印象で、
楽しんで観ていて、近くにいた子とか、
リアクションの大きい子だったんですけど、
ギャグシーンであんまり笑ってないんですね。
冒頭の、劇画調のシーンとか、ギャグそれ自体は
どのシーンも悪くないと思うんですけど。

ただ、海に落ちた後、すぐケンカシーンになってしまうこととか
前回の記事で指摘しましたが、冒頭のミラクルライト説明シーンも
結局、フワがすごく謝ったりとか、
ギャグもあるんだけど、同時になんか
笑えない描写も入ってくるような感じが、
全体に、あんまりよくないのかなと思いました。

戦闘シーンの盛り上がりとかはすごく良くて、
12星座のモードチェンジとか、すごく良い。
あと、見直してみたら、やっぱり構成もうまくて
前半の、ユーマとの絆を作るシーンから、
ハンターたちがやってくるシーンの切り替えとか、
こう、巨大な宇宙船の影が、グワーッて来て
SF物のベタな演出だけど、キチンと効果的になってるなと思いました。

ユーマを叱る場面で
ララがハッとして言葉を切るシーンは、
観直しても、ちょっとわかりづらかったですね。
何であそこで、言葉を止めたのかな。
う~ん、誰か解説ヨロ。

で、クライマックスの歌のシーンは、
やっぱり最高で、あのシーンがあるおかげで
前半ノレなくても、最終的に、
良い映画観たなってなっちゃう(笑)

前回の記事で指摘した
カメラの違和感については、
カメラ自体が=ユーマの視点なんだ
っていう意見をネットで見つけて、
そう考えてみると、違和感も
あまり感じなくなりましたね。

でも、サビのバックで流れ星の歌の
旋律が流れるとは言え、
全く関係ない歌を歌い出すのは
やっぱり強引だし(笑)
そのエクキューズとして
アンとプルンスが、何だこれは的な
ツッコミを入れていて、フワが
「プリキュアの気持ちがあふれだした結果の歌」
的な説明を入れる、その力技加減とか、
皮肉じゃなく、本当に最高だと思います。
大好物なんですよ。こういうの。

このクライマックスのシーンは
観るたびに好きになりそうで、
この映画を観まくったら、
僕のW田中さんに対する、
苦手意識も克服できちゃうかもと、
そんな風に思いました。

二回目を観た上での映画の補足感想は以上です。
また何か思うところを思い出したら、追記します

ではでは!
プロフィール

洗濯

Author:洗濯
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