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人類補完計画つかいプリキュア#48

う~ん、良くない(笑)

48話は単純に30分アニメとして退屈だったなというのが本音。
ほとんど全部言葉で説明の上、覚醒したハーちゃんが
ご都合的に全てを理解して話し始めたからなぁ……。

ただ、言葉で説明すること、というのが、
子ども向け番組において、絶対的に悪いか、
というのはここ最近、僕も悩んでいることなので
そこは置いておくにしても、
単純にわかりづらかったですよね

幸せな日常的な描写から入ったと思ったら
いつの間にか世界的な危機になってて(笑)
で、今はすげー幸せな雰囲気になってるけど
それは全てが強引に統合されて滅びる過程であって、
最後には世界が滅びたみたいなよくわからん境地で
プリキュアとデウスマストが戦っているという……。

ちょっと単純に話の流れについていけなかった部分が多かったですね。
子どもにわかりやすく、が本作の一つの狙いだとすると、
これはどうなのかなと思いました。
僕が子どもより頭が悪い可能性は重々承知の上ですが(笑)

とにかく、冒頭はナシマホウ界と魔法界がくっついた世界から始まります。
リコ達が魔法を使っても誰も驚かない。
補習メイトとナシマホウ界組が仲良くしていますが、
魔法を使える人間と使えない人間がいる状態ではある模様。
この世界の勝木さんが魔法を使えるかは不明(笑)
久々に例のネコが登場し、猫とお話しする魔法等、
懐かしい魔法を使ってみたりします。

まぁ、皆が仲良くなって良かったね!ウルトラハッピー☆
てな楽天的になるわけには当然いかないわけで
校長先生に相談に行く。
そこでハーちゃんが色々思い出したりなんだりして
デウスマストは世界の生命エネルギーを一つにまとめることで
膨大なエネルギーを生み出し、その力を持って
世界の全てを破壊し一つのカオスに還元しようとしているらしい、
ということがわかります。

そして現在はその過程で魔法界とナシマホウ界が
強引に一つに統合されて、
宇宙の法則が乱れている状態である、と。
このままだと、全てが滅んでしまうということで
デウスマストを倒さねばならない、ということになりますが、
現在は二つのゴム玉が強引にくっ付けられている状態で、
押さえている力を失くすと、二つの世界はそれぞれの弾力で
遠く離れていってしまう……もう今までのように
二つの世界を行き来できなくなるほどに。
この説明だけは感覚的でわかりやすかったですね(笑)
なるほど、と(笑)

で、まぁデウスマストとの戦いに行くわけですけども
さっきまで遠くの空が曇ってても、のほほんとしていた住民が
いつの間にか、なんかヤバイよヤバイよって感じになっていて
校長も、安心してほしいとか全国放送し始めるし、
この辺りの流れが置いてきぼりくらった感。

魔法界とナシマホウ界が一つになっている世界というのは、それ自体はあまり問題がなくて
(知らない間に世界が再構築されている、という点は非常に問題ではあるわけですが)
だからこそ、その終点に、世界が滅びるんだ、というものを置かないと
物語としてプリキュアが戦う理由が消失してしまう。
ただ、問題のない世界を放置すると、世界が滅びてしまう、という流れ
あるいは、世界が滅びるという結果に至る過程に、
主人公たちが望むような平和な世界を置くという流れには
個人的にはちょっとしっくりこない感じを抱いてしまう。
ただ、これは個人的な美的感覚によるもので、意図が全く分からないわけではないけれど。

やはり、ムホーとハーちゃんの力が同種だと示唆されていることからも、
ムホー勢とプリキュア勢は、敵対しているけれども、
実のところ、表裏一体というか、ある種の同一性を持っていると言えるでしょう。
初代プリキュアで、滅びの力が単純な悪い力ではなく
この世に必要な力だけれども、ただそこにバランスが必要なのだ、
という、単純な善悪二元論でない思想が提示されていたように
魔法プリも同様に単純な二元論で割り切れない思想を指向しているのは
多分、間違いないかなと思います。

だから、今回も、デウスマストが世界を滅ぼす過程で、
プリキュア達が目指している世界が一度提示される。
デウスマストとプリキュアが目指している方向性は
実のところ、重なっている、ということです。

混沌を目指すデウスマストに対して
それと戦うプリキュアは秩序の戦士と捉えることが出来ますが、
この混沌と秩序というものが、実は非常に曖昧なものです。

例えば、デウスマストとの戦いで、世界がバラバラになった今の状態は
複数の世界がバラバラに存在している、という点では
秩序が崩壊し、混沌が訪れたように言えます。
でも、別々の世界が最低限の干渉だけを残して区分されている、
という意味では、非常に秩序だった世界だということができます。

つまりそれは捉え方によってどちらともとれるし
デウスマストを封印したことによって、過剰に秩序化されたのが
現状の世界だということも出来るわけです。
そうすると、その世界を再び繋ぐ魔法、プリキュアとは
実は世界を混沌へと導く魔法なのだと言えるかもしれません。
そうなると、方向だけは、本当に、魔法プリとデウスマストは同じだと言ってしまえます。

デウスマストの究極的な目標、全てを一つの混沌にする、
というのも、全てが一つになるという点で、
究極的に秩序だった世界ということも出来ます。
そうなると、秩序と混沌って、何だろうって
もうほとんど言葉遊びになってきますね(笑)

だとしたら、プリキュアとデウスマストの違いは何だろうというと、
まぁ、結局、初代と同じ答え、バランスってことじゃないでしょうか。
デウスマストは何の断りもなしに世界を捻じ曲げ究極の混沌へ持って行く、
プリキュアはミライが言うように「自分達の力で」繋がった世界に、辿り着こうとする。
多分それが、プリキュアとデウスマストを区別するもの。

今回出て来た生命云々、という話を考えると
エントロピーの哲学も魔法プリの基盤にありそうですね。
実は僕、エントロピーについては非常に不勉強なので、
適当な事を言いますけども(笑)、シュレイディンガー著「生命とは何か」
のウィキからの引用を使って書かせていただけば
物事は時間が経てば、エントロピーが増大(無秩序化)するけれども
『生物が生きるための手段として環境から「負エントロピー」を絶えず摂取している』
ことによって
『生物が生存することによって生じるエントロピーを負エントロピーによって相殺することで、エントロピーの水準を一定に保持している』
のであって
『この事態は、エントロピー増大の法則が、開放されたシステムにおいては成立しないことを示しており、平衡状態とは別種の安定が成り立つとシュレーディンガーは述べている。』

つまり生命には、究極の混沌として安定している平衡状態とは
別の安定状態を作り出す力があって、そしてそれは
解放された、開かれた世界において成立する、と。
魔法プリの根底にやはりこういった思想は流れていそうです。


今回は見ていて、世界が最初から魔法界とナシマホウ界が
一つだった世界に再構築されているというのが
初めから魔女のいなかったように
世界を再構築したまどかマギカみたいだなと思って(笑)
僕は実はまどかマギカのラストは大嫌いなので
それをプリキュアが否定してくれたのは嬉しいんですが
その後、デウスマストが全てを一つにとか言い出したあたりで
おい、今度はエヴァンゲリオンの人類補完計画かよ!って(笑)
多分来週はミライがリコの首を絞めて
リコがミライに「気持ち悪い」って呟くんじゃないでしょうか(適当)

この全てを一つにから、プリキュアの、一人一人違うのが大事
みたいな話の流れも、ちょっとスムーズじゃなかったなと
置いてけぼり感を喰らったり、話としては褒められた一話ではなかったと思うんですが
色々と考えたりはしました、という魔法プリ48話。
ダイヤとエメラルドがミトメールして魔法陣が完成した所で次回へ。
次回は声優さんがイベントですごく推していた回らしいので
期待して待ちましょう。では。
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新年つかいプリキュア#47

DMMシアター行ってきました!

たまたまツイッターで宣伝を見まして、
噂の立体映像を観て来ましたよ!

感想としては
すっげー!立体だ!プリキュアがそこに立っているよー!
って程ではなくて(笑)
今はこういうことが出来るんだなぁって、感じで。
30分くらいの短いショーで、楽しかったんですけども
なんかプリキュアオールスターズ!みたいな雰囲気を宣伝で出しているけれど
実際に立体映像として出てくるのはドキドキ以降のチームだけだったのは残念でしたね。
それ以前のチームは二次元アニメ絵での登場でした。
まぁステージ見た時点で、プリキュア全員が乗るのは難しそうだなって思いましたけど。
ドキドキ以降のチームも登場は一瞬ですし、ちょっと寂しかったですね。
映画のEDダンスみたいなのを立体で観られるんだと、
勝手に期待を膨らませていた部分もあったので(笑)

初の試みですし、色々制約もあったんでしょうし、贅沢は言えませんね。
おそらく新録だと思うんですが、各シリーズのセンターポジションというか
ブラック家族とか俗に言われるプリキュアには一言ずつですけど声がありましたし、
むしろファンサービスとしてはかなり頑張った結果なのかもしれません。

会場は想像より小さくて、外に撮影用の
等身大のプリキュアのパネルがあって、
あと大きなモフルンのぬいぐるみと一緒に撮影できるスペースがありました。
子どもが「あんまりおっきくない」って言ってて(笑)
確かに、実寸よりは大きいけど、宣伝で煽るほどの大きさではなかったかも。

それと雪だるまモフルンみたいな白いモフルンの人形も展示されてて
これはなんなのかよくわからなかったですね(笑)
ゲームコーナーもあって、画面に映る妖精に画面の前で体を動かして
タッチするみたいなゲームだったんですが、参加は自重しました。
平日で人は少なかったですけど、ほら、子どもが主役の場所だから
もう肩を潜めてましたね(笑)
すっげーおどおどしながらパネルの写真とか撮ってたら
係員の人に「モフルンと一緒にお撮りしましょうか?」
とか声かけられてハハハ……
新年早々今年一番の辱めを受けた気分(笑)
後は本当に映画館の売店コーナーみたいな売店があって
5000円くらいするプリキュアのキャンバスアートが売り切れてて笑った。
仕入れ自体少ないんだろうけど、流石ここまで来るプリキュアファンは気合が入ってるなと(笑)
僕?アクリルスタンドキーホルダーの一番安いやつ買った(笑)

子ども達がキュアフローラの話とかしてて、
なんかプリキュアごっこでフローラ役の取り合いになるみたいな。
流石こういうところに来るプリキュアファンは
幼女でも年季が入ってるなと(笑)

と、DMMシアターの感想はこの辺にして
ここから魔法プリ47話の感想です

お正月のんびりムードからラストは急展開な一話でした。
初詣に行くミライ達ですが、その日でお正月休みの終わりだということは
元日でないのは間違いない。
元日に初詣にはいかなかった模様。
そもそもあんまり初詣とか行かない家庭なのかも。
もう少しお正月行事に戯れるハーちゃんやリコを観たかった気持ちはありますね。
番組開始当初に期待した、異文化交流ギャグ、みたいな要素が
作品通してあまり感じられなかったのは非常に残念なところ。
ミライにとっての魔法界も、リコとハーちゃんにとってもナシマホウ界も、ですが、
もっとそれぞれの文化に驚いたり慌てたりするところが観たかったですね。

とにかく初詣に向かって歩いて行くうちに色々な友達と出会います。
う~ん、ここも、あえて人数を減らしているのかわからないんですが
個人的な好みでは、部長として成長したそうた君には
部活の他のメンバーと練習をしていてほしかったですし
花壇の世話をするめがね君と出会った時は、ちょっと手伝って行こうか
みたいな流れがあってほしかったですね。

一人ぼっちで練習するそうた君とか
正月から先生と花壇の世話するめがね君とか、
基本的に魔法プリの登場キャラは友達がいないんじゃないか疑惑が(笑)
ボッチを卒業した勝木さんとマユミさんは一緒に魔法の練習なぞしておりました。

そして、神社についてお参り。
ここでの「リコも、はーちゃんも、モフルンも、みーんな! 明日は、一緒に学校だよ!」
はすごく良いセリフだなと思いました。
この台詞を聞いて、僕はたまの「ぎが」という歌を思い出しました。
https://www.youtube.com/watch?v=hYTtWPBE0L8
「クリスマスの夜 苦しまず眠る」とか、
いきなり駄洒落から入るところが非常にたまらしい歌ですけども(笑)
「ぎが」は多分、飼っている犬の名前なんですが、最後にこんな歌詞が出てきます。
いつかきっと必ずや僕もぎがも 僕でもぎがでもなくなるよ
そしたらぎが、明日は 何しようか?ぎが

初めてこの歌を聴いた時、すごく感動して、
当時の恋人に話したら「そんなの諦めじゃん」って言われて(笑)

でも、諦めじゃないんですね。
諦めというのは、一緒にいられるかどうか
変らずにいられるかどうか、という思考を停止して
目の前の楽しさに身をゆだねて、変らず一緒にいることを諦めている、
ということだと思うんですけど、
問題は、変らず一緒にいることが正しいことかどうかはわからないということです。
それは避けられるかもしれない、でも避けることが正しいかはわからない。
単純問題、リコとミライが学校を卒業すれば、今と生活は変わるし
もしかしたら今までより簡単にはあえなくなるかもしれない。
じゃあ、リコとミライはずっと卒業しない方が良いのかって、
そうはならないですよね。ニートになっちゃう(笑)
僕達はどうしたって変わっていくし、変っていくことを望んでもいる面もある。
その過程で、大切なものを失うかもしれないけれど、
それにしがみ付くことは、僕達を歪に、そしてもしかしたら逆に不幸にするかもしれない。
そうすると、ずっと変らず一緒にいようねと決めつけてしまうことの方が
ずっと思考停止かもしれないですよね。
だからミライの台詞や「ぎが」の歌詞は
思考を停止しているわけではなくて、皆が、自分の考えた道を歩いていく上で、
それぞれが変わって、一緒にいられなくなることがあり得ることを踏まえて、
一緒にいられる明日を生きようって、そういうことだと思うんです。

で、とにもかくにも今回は何だかんだ戦ったりした後(笑)
最後に、魔法界とナシマホウ界、他にも色々な世界がごっちゃになったところで終了。次回へ続く!
この場面は何とも言えないですね。
世界が混ざったのに周りが驚いている様子がないとか、
プリキュアが光に吸い込まれてからの場面展開の強引さとか、
そういうものから考えると、この混ざった世界が夢か幻である可能性も捨てきれない。
この状態がデウスマストの力でもたらされた混沌だとすると
プリキュアが世界を一つに繋ぐ、ということと同じことを
敵のデウスマストがやっている、ということになって、
色々と思考がはかどりそうなのですが、
この辺の考察は今の状態がはっきりするまでお預け、ということで!
では!
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Author:洗濯
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